生えている状態を調べよう

長く伸びすぎてしまう

傷つけることを防ぐために

まっすぐ正しく親知らずが生えると、上下の歯が噛み合うのでそこが限界だとわかります。
ですから、それ以上伸び続けることはないでしょう。
しかし曲がって生えると、噛み合わなくなるので、親知らずは長く伸びて止まりません。
すると歯茎や頬の内側を噛むので、口内を傷つけてしまいます。
それは、親知らずを抜くまで治りません。

口内に傷ができると、そこからバイ菌が侵入します。
すると大きな病気に発展して、長い治療期間や高額な治療費が必要になるかもしれません。
メリットがないので、最近頬の内側を噛むようになったと思ったら親知らずを疑ってください。
親知らずを抜くと、少しの間は口を開きにくくなります。
しかし1週間ぐらいで良くなるので安心してください。

歯ブラシが届きにくい

虫歯にならないように、毎日歯を磨いている人がいると思います。
しかし親知らずは奥にあるので、磨き残しが出やすい部分だと言われます。
奥まで歯ブラシを入れるのは大変ですし、自分では磨いていると思っても磨かれていないかもしれません。
汚れが溜まると、当然虫歯を引き起こします。
虫歯になったら、削って治療するよりも抜いた方が良いと言われるかもしれません。

できれば虫歯にならないように、奥までしっかり磨く習慣をつけてください。
また毎食後磨くことを忘れないでください。
昼食の後は磨かない人も見られますが、それでは汚れが溜まってしまいます。
会社に行く際は、コンパクトな歯磨きセットを持って行くと荷物にならないのでおすすめです。